『倉の館三角邸(旧堺家住宅)東門』 香川県:登録有形文化財(住宅)


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倉の館三角邸(旧堺家住宅)東門 《基本情報》

名称倉の館三角邸(旧堺家住宅)東門
都道府県香川県
文化財種類登録有形文化財
種別住宅
形態その他工作
概要

「倉の館三角邸(旧堺家住宅)東門」は、香川県の登録有形文化財(住宅)に指定されています。

昭和初期に、肥料商として成功を収めた堺芳太郎氏が接客用のために建てた別邸で、洋風の三角の塔屋が設けられていることから「三角邸」名で親しまれています。
宇多津町に現存する唯一の戦前築の洋風建築で、客座敷には「床柱一本で家が建つ」といわれるほどの銘木が使われるなど贅を凝らした造りになっています。

間取りは一部屋ずつ、1階は書斎兼応接室、2階は子供の勉強部屋として使われていました。
大きな屋根三角屋根は建物の3分の1ほどを占め、屋根の先端には避雷針が付けられています。

宇多津町は海に面していることから、製塩業が盛んに行われ、また讃岐の特産品が集まる交易の拠点として明治、大正期に発展を遂げました。当時の町家が多く残る街並みは観光地としても人気があり、この三角邸は散策のメインスポットにもなっています。

香川県綾歌郡宇多津町2148

↓ストリートビューで三角邸や付近を散策できます!


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