『四国村土佐の楮蒸し小屋』 香川県:登録有形文化財(産業2次)


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"四国村" 《基本情報》

名称"四国村"
都道府県香川県
文化財種類登録有形文化財
種別産業2次
形態建築物
概要

「四国村土佐の楮蒸し小屋」は、香川県の登録有形文化財(産業2次)に指定されています。

昭和の初期(1926年から1988年頃)に、高知県高岡郡檮原町越智面に建てられた木造平屋建、茅葺の楮(こうぞ)蒸し小屋です。

現在は「四国村」(香川県高松市屋島中町126-2)に移築されています。

土佐は高級和紙「土佐紙」の産地で、原料の楮(こうぞ)や三椏(みつまた)を蒸すためにこのような小屋が建てられていました。

石で作った大きな窯に楮や三椏を立て、上から桶をかぶせて蒸します。
蒸しあがったら黒皮を取り、白皮を細かな繊維になるまで棒でたたきます。
これを原料にして水に浮かべ、簀桁(すけた)という竹ひご、萱ひごを使って編まれた簀に桁を取り付けたもので均等に漉いていきます。

Photo:forest of memories By Photo:greenscale By Photo:DSC_0281-shikokumura By Photo:silence By Photo:DSC_0283-shikokumura By

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