『片桐棲龍堂主屋』 大阪府:登録有形文化財(住宅)


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片桐棲龍堂 《基本情報》

名称片桐棲龍堂
都道府県大阪府
文化財種類登録有形文化財
種別住宅
形態建築物
概要

「片桐棲龍堂主屋」は、大阪府の登録有形文化財(住宅)に指定されています。

桃山時代に豊臣秀吉より現在の土地を賜って館を構え、風水学での龍穴上に建てられた館であることから「棲龍堂」と名づけられ、当主は代々「寛龍」の名を継承しています。

江戸時代には岸和田藩などの御典医を勤め、明治から家伝の漢方薬の製造販売を始め、現在も漢方薬専門店として営業を続けています。

江戸時代後期に建築された主屋をはじめ、嘉永年間の中ノ蔵、東ノ蔵、漢方医薬専門資料館として海外の評価も高い西ノ蔵、摩利支尊天などがあり、煉瓦塀なども含め国の登録有形文化財に指定されています。

主屋東側の庭園は現存する江戸時代後期の茶庭としても貴重とされ、堺市指定文化財の名勝に指定されました。平成19年5月から8月にかけて、大阪芸術大学によって調査と整備が行われ、地中に埋没して
いた砂雪隠、二箇所の蹲踞、飛石等などが見つかり、また、本格的な露地の構成を持った茶庭であることがあらためて確認されています。
※居宅のため庭園の見学はできません。


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